今日の東証プライム25日騰落レシオ
2026年9月2日の東証プライム25日騰落レシオは 116.59%(やや強気 (中立~上向き))。6日騰落レシオは 94.31%です。当日の値上がり銘柄数は 100、値下がり銘柄数は 1,436、変わらずは 19(集計 1,555 銘柄)。
| 騰落レシオ | 一般的な見方 |
|---|---|
| 120%以上 | 過熱・買われすぎ |
| 100%前後 | 中立 |
| 70%以下 | 売られすぎ |
| 50%前後 | 極端な悲観局面 |
算出方法と使い方は騰落レシオとは?120と70の目安・日経平均との使い方で解説しています。(対象:東証プライム内国株式 1,558 銘柄/終値取得 1,558 銘柄から当サイトが算出)
【結論】2026-10-16 の日経平均は前日比 898.34 円 (1.39%) の上昇。前夜の米SOX指数は -0.88% と軟調だったにもかかわらず、半導体・AI関連の買い戻しと輸出セクターの底堅さが指数を押し上げた格好で、朝方の売り先行から大引けにかけて切り返す往復劇だったとみられる。
今日の数字
- 日経平均: 65324.29 円 (前日比 +898.34 円, +1.39%)
- TOPIX連動ETF(1306): 428.4 円 (前日比 +7.4 円, +1.76%)
- ドル円: 157.93 円 (前日比 -0.03 円, -0.02%)
- WTI原油先物: 95.84 ドル (前日比 -2.13 ドル, -2.17%)
- SOX指数(米半導体, 前営業日): 11581.21 (前日比 -103.17, -0.88%)
資金はどこへ動いたか (セクター診断)
上昇上位は「電機・精密 (+2.19%)」「情報通信・サービス (+2.17%)」「自動車・輸送機 (+2.12%)」。一方、下落側は「電力・ガス (-0.38%)」「食品 (-0.32%)」の2つしかマイナス圏に沈んでおらず、全17業種中15業種が上昇という全面高の構図となった。ディフェンシブ(食品・電力)から外して、グロース・景気敏感・輸出セクターへ資金が流れた典型的なリスクオン型の資金移動とみられる。
特に、NHK経済が「株価 値上がり AI・半導体関連中心に買い戻す動き」と報じている通り、電機・精密がトップに来ている点は、半導体関連の買い戻しが指数を主導したことを示唆する。半導体関連は TOPIX-17 業種では電機・精密に含まれており、SOX指数が前営業日に -0.88% と下げた流れを受けながらも、国内半導体株には反発買いが入った構図といえる (半導体サイクルとは?シリコンサイクルと日経平均の深い関係を解説)。
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動いた背景 (実測データから)
日中値幅は 911.4 円 (日中値幅率 1.41%) に達し、最大下落は -374.95 円、最大上昇は +1286.35 円と、一度売られてから大きく買い戻された往復劇だった。SOX指数が前営業日に -0.88% と下げた流れを引き継いで寄り付きは軟調だったものの、NHK経済が報じるようにAI・半導体関連を中心に買い戻しが入り、押し目買いが優勢になったとみられる。CNBC の「ナスダック指数上昇に転じるもAI企業の債務懸念くすぶる」との見出しからも、米市場でも引けにかけてAI関連株が切り返したことがうかがえ、その流れが日本市場に波及した可能性がある。
為替面ではドル円が 157.93 円 (前日比 -0.03 円) とほぼ横ばいで、日中値幅も 0.4 円 (0.25%) と限定的だった。円安・円高いずれの決定打もなく、自動車・輸送機 (+2.12%) など輸出セクターの上昇は、為替主導というより米株の切り返しとリスクオン回帰を映した動きとみてよさそうだ。一方、WTI原油先物は 95.84 ドル (-2.17%) と下落し、エネルギー資源セクターの上昇率は +0.88% と相対的に鈍く、原油安が重石になった整合的な動きになっている (WTI原油が90ドル台に — 原油高で日本株はどう動くか【2026年10月】)。
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もっとも、市場内部の需給は依然として重い。ADR (騰落レシオ) の6日ベースは 94.31、25日ベースも 116.59 で前回 121.46 から -4.87 ポイント低下しており、「上がったセクターは上がったが、個別の広がりは必ずしも強くない」余韻を残している (騰落レシオとは?120と70の目安・日経平均との使い方を解説)。
中身の診断
値がさ株は、東京エレクトロン +2.56% (+265 円)、ソフトバンクグループ +1.90% (+92 円)、ファナック +1.35% (+80 円)、アドバンテスト +0.55% (+190 円)、信越化学 +0.25% (+15 円)、リクルートHD +0.22% (+40 円)、KDDI +0.43% (+12.5 円) と大半が上昇したが、ファーストリテイリングは -1.07% (-820 円) と逆行安。半導体関連 (東京エレクトロン・アドバンテスト) とソフトバンクグループが指数を押し上げた一方、ファストリの重石を打ち消したという構図で、指数の +1.39% に対して TOPIX連動ETF が +1.76% と幅広く上昇していることから、値がさ主導というより「ファストリの重石を打ち消した半導体・輸出中心の全面高」と見るのが素直だ。
大きな方向性
WTI は 95.84 ドルと「供給ショック水準」の 90 ドルを上回る圏内にとどまっており、原油の高止まりは依然としてインフレ気味の着地点を示唆する。一方、日銀のゼロ金利終了=金利正常化入口 (目線は長期金利 1.5%) という30年ぶりの構造転換のなかで、名目成長レジームへの移行が進んでおり、企業業績の名目かさ上げが指数の高値更新を支える構図は維持されている可能性が高い。家計金融資産 2200 兆円の半分超が現預金に滞留している以上、インフレ下で株式へのシフト圧力は構造的に残る。短期的には「原油高・AI債務懸念」といった逆風を挟みながらも、インフレ懸念が後退するまでリスクオンで調整を挟みつつレンジを踏み上げる展開となる可能性が高い。
関連ニュース見出し
- NHK経済: 株価 値上がり AI・半導体関連中心に買い戻す動き
- NHK経済: ナスダック指数上昇に転じるもAI企業の債務懸念くすぶる
- NHK経済: 【きょうのおはBiz 10月16日(金)】原油等調達多角化法案とは
- CNBC: Marco Rubio to visit Indian billionaire Ambani’s refinery in Gujarat as U.S. diesel prices surge
- CNBC: Fed’s Warsh withholds rate signal, praises recent global tightening with ‘no free riders’
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